車を乗せるトラックの名前は?免許の種類や陸送相場・積載台数を徹底解説

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車を乗せるトラックの名前は?免許の種類や陸送相場・積載台数を徹底解説
車を乗せるトラックの名前は?免許の種類や陸送相場・積載台数を徹底解説
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🎵 車を乗せるトラックの名前は?免許の種類や陸送相場・積載台数を徹底解説

高速道路や幹線道路を走っていると、複数の乗用車を上下2段に載せて走行する大型トラックや、整備工場の前で故障車を載せ降ろししている作業車をよく見かけます。車を運ぶ専用トラックは、自動車産業や日々のモビリティライフを支える不可欠な存在です。

一般にはひとくくりにされがちですが、運搬する台数や構造、法的な区分によって呼び名や必要な運転資格は明確に分かれています。引越しやネット売買に伴うマイカー輸送の需要、さらには個人でのレンタカー利用など、正しい基礎知識と最新相場を整理しておきましょう。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:法令上の正式名称は「車両運搬車」。1台積みは「積載車(ローダー)」、複数台積みは「キャリアカー」と区別されるのが一般的。
  • 要点2:運転には車両総重量と最大積載量に応じた免許が必要で、普通免許・準中型免許・中型免許・大型牽引免許で乗れる範囲が厳格に分かれる。
  • 要点3:プロへの陸送依頼相場は近距離で1.5万〜3万円、東京〜大阪間で3.5万〜6万円程度。レンタカーによる自走運搬の選択肢や注意点も把握が必須。

【呼称と定義】車を運ぶトラックの名前と「キャリアカー」「積載車」の違い

街で見かける「車を乗せるトラック」の法令上の正式名称は、道路運送車両法において「車両運搬車」(特種用途自動車の8ナンバーなど)に分類されます。ただし、業界内や日常生活では積載台数や形状に応じて呼び分けられています。

最も広く使われているのが「キャリアカー」「積載車」という名称です。一般的に、新車配送やオークション会場間の輸送で使われる「2台以上を運ぶ大型トラックやトレーラー」をキャリアカーと呼び、街のディーラーやロードサービスで使われる「1〜2台積みの中型・小型トラック」を積載車と呼びます。

積載車の中でも、荷台が後方にスライドして地面まで傾斜し、車高の低いスポーツカーでも安全に積み込めるタイプは「セーフティローダー(スライドラック)」と呼ばれます。荷台後部のアオリだけを倒してスロープにする「フラットローダー」よりも段差が少なく、現代の現場で主流となっています。

よく混同されるレッカー車と積載車の違いは、車の運び方にあります。レッカー車は前輪または後輪の車輪を持ち上げ、もう一方の車輪を接地させた状態で牽引する車両です。一方の積載車は、車両の4輪すべてを完全に荷台の上に乗せて運ぶため、4WD車やハイブリッド車、足回りが大破した事故車でも安全に運搬できる強みを持っています。

【最大何台乗る?】2階建てキャリアカーの仕組みと驚きの積載技術

高速道路を走る巨大なキャリアカーを見て、「どうやってあの狭いスペースに何台も乗せているのか」と疑問に思ったことがある方も多いはずです。キャリアカーが最大何台乗るかは、トラックの車体形状と法律上の全長制限によって決まっています。

一般的な単車(トラック単体)タイプでは2台から5台積み、牽引タイプの大型トレーラーキャリアカーでは6台積みが標準的です。車両制限令の緩和を受けた大型フルトレーラー規格では、最大8台積みの超大型車両も運行されています。

この積載力を実現しているのが、2階建てキャリアカーの仕組みです。上段のデッキには強力な油圧シリンダーが組み込まれており、上段フレーム自体が上下・前後に大きく傾斜します。まず上段の奥に1台目を走らせて載せ、油圧でデッキごと持ち上げ、その下に潜り込ませるように次の車を配置していく構造です。

限られた荷台スペースに最大限の台数を収めるため、前後の車同士をわずか数センチの間隔で重ね合わせる「オーバーハングの組み合わせ」が行われます。この積み込み作業は機械の自動制御ではなく、熟練ドライバーの卓越した運転感覚とミリ単位の調整技術によって支えられています。

【運転資格】車両積載車に必要な免許の種類と法改正に伴う注意点

「仕事や趣味で積載車を運転したい」と考えたとき、真っ先に確認しなければならないのが車両積載車の運転資格です。日本の運転免許制度は過去に複数回改正されており、免許を取得した時期によって運転できる車両総重量・最大積載量が大きく異なります。

まず大前提として、2017年3月12日以降に取得した現行「普通免許」では、市販の積載車を運転することはほぼ不可能です。現行普通免許の上限は「車両総重量3.5t未満・最大積載量2t未満」ですが、1台積み積載車であっても頑丈な荷台架装やウインチを備えているため、空車重量だけで3t前後に達し、車両総重量は5t〜7t近くになるためです。

1台積みのローダーを運転する場合、基本となるのが準中型免許(積載車対応)です。準中型免許であれば車両総重量7.5t未満・最大積載量4.5t未満まで対応できるため、一般的な2t〜3.5t積みの1台積み車両をカバーできます。ただし、積載する車の重量によっては総重量オーバーになるリスクがあるため、車検証に記載された「車両総重量」の事前確認が欠かせません。

2台以上の複数台積みや大型キャリアカーを運転する場合の免許区分は次の通りです。

中型免許(限定なし):車両総重量7.5t以上11t未満(主に2台積み積載車など)
大型免許:車両総重量11t以上(3台〜5台積みの大型単車キャリアカー)
牽引免許(けん引):大型キャリアトレーラー(6台〜8台積み)を牽引する場合に大型免許とセットで必須

【自分で運ぶ】積載車のレンタカー費用と個人利用時のチェックポイント

愛車のサーキット走行やカスタムカーの移動、レストアベース車の引き取りなどで、個人がレンタカー会社から積載車を借りて運搬するケースが増加しています。大手レンタカーや特種トラック専門のレンタル店で手配が可能です。

積載車のレンタカー費用の目安は、1台積みセーフティローダーの場合、6時間利用で1万5,000円〜2万円、24時間利用で2万5,000円〜3万5,000円前後が標準的な相場です。免責補償制度への加入料や、ETCカード・燃料代が別途必要になります。

個人でレンタルして運転する際は、以下の点に十分な注意を払う必要があります。

第一に、運転者の免許証の確認です。前述の通り、自身の免許証に記載されている取得年月日と条件欄(「準中型で運転できる準中型車は5t未満に限る」などの記載)を照らし合わせ、借りる車両の車検証条件を満たしているか確認します。

第二に、積み込み時の安全確保です。荷台の傾斜操作を行う際は周囲の安全を確認し、平坦で地盤が固い場所で作業しなければなりません。積載後はタイヤ輪留めの設置に加え、専用のラッシングベルトで車輪またはフレームを規定トルクで確実に締め付けます。固縛が不十分な場合、急ブレーキ時に荷台上の車が前進してキャブを突き破る重大事故に直結します。

【プロに頼む】マイカー輸送・車陸送の料金相場とコスト削減の裏ワザ

遠方への引越し、個人売買での納車、故障車の移送などでプロの陸送業者に依頼する場合、気になるのが車陸送の相場です。輸送費用は移動距離、車種サイズ、受け渡し方法によって変動します。

自走可能な普通乗用車を運ぶ場合における、主な区間のマイカー輸送料金の目安は以下の通りです。

同一県内・近距離(〜50km):1万5,000円〜3万円
東京 〜 名古屋間(約350km):2万5,000円〜4万円
東京 〜 大阪間(約500km):3万5,000円〜6万円
東京 〜 福岡間(約1,100km):6万円〜9万円
東京 〜 札幌間(フェリー経由):7万円〜11万円

陸送費用を安く抑える最大のコツは、自宅前まで届けてもらう「ドアtoドア輸送」ではなく、業者の拠点まで自分で持ち込み・引き取りを行う「デポ(営業所)止め」を利用することです。これを選択するだけで、1台あたり1万〜2万円前後の費用を圧縮できるケースがあります。

なお、エンジンがかからない「不動車」や、極端に車高が低い「ローダウン車」、大型SUVや外車は、専用の積載車手配や特殊作業が必要になるため、通常料金の1.5倍〜2倍程度の割増料金が適用されるのが一般的です。

【車両運搬 2026年最新】EVシフトと物流構造改革がもたらす現場の変化

車両運搬の現場は、産業全体の転換期を迎えています。なかでも影響を及ぼしているのが、電気自動車(EV)の普及に伴う車両重量の増加です。

EVは大容量バッテリーを搭載しているため、同クラスのガソリン車と比較して車体重量が200kg〜500kgほど重くなります。これにより、従来のキャリアカーでは規定の最大積載量に達してしまい、「6台積みのキャリアカーに5台しか載せられない」といった積載効率の低下が発生しています。この問題を受け、架装メーカー各社はフレームの高張力鋼板化やアルミ素材の採用を進め、キャリアカー自体の軽量化と積載性能の向上を急いでいます。

さらに、物流業界の労働環境改善とドライバー不足に対応するため、フルトレーラーの活用による一度の大量輸送や、中継拠点でのドライバー交代システムなど、運行効率を最大化するスマートローディングの導入が加速しています。

【車を乗せるトラック】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:個人がレンタカーの積載車で友人の車を運ぶのは法律上問題ありませんか?
A1:適切な運転免許を所持していれば、友人の車や自分の趣味の車を運ぶ行為自体に法的な問題はありません。ただし、対価(運賃)を受け取って他人の車を運搬すると「無許可の貨物自動車運送事業(白トラ行為)」となり貨物自動車運送事業法違反に問われます。有償での運搬は絶対に行わないでください。

Q2:エンジンがかからず動かない故障車でも積載車に乗せられますか?
A2:ウインチ(電動巻き上げ機)を装備している積載車であれば問題なく積み込み可能です。ワイヤーを車両の牽引フックに引っ掛け、巻き上げることで自走できない車を荷台へ引き上げます。ただし、タイヤがロックして回転しない場合や足回りが破損している場合は、専用のドーリー(補助輪)やクレーン付き車両の手配が必要です。

Q3:キャリアカーの荷台から車が落下する事故は起きないのですか?
A3:規定通りの固縛を行っていれば落下することはありません。キャリアカーや積載車の荷台には専用のタイヤ固縛装置や高強度のラッシングベルト、タイヤストッパーが装備されており、走行中の激しい振動や遠心力にも耐えられる設計になっています。プロの現場では、規定トルクでの締め付けと二重ロックの確認が徹底されています。

まとめ:車の輸送は「用途に合わせた選択と正しい免許確認」が鍵

車を乗せるトラックは、街の整備工場で活躍する1台積みの積載車から、高速道路を往来する巨大な多段式キャリアカーまで、目的に応じて多彩な進化を遂げています。

自身でレンタカーを借りて運ぶ場合は、運転免許の区分と車両総重量の適合を必ず確認し、安全な固縛手順を順守することが重要です。また、遠方への車移動でプロへの依頼を検討する際は、デポ止めの活用や複数社相見積もりを上手に使い分けることで、安全かつコストパフォーマンスの高い輸送が実現できます。 (出典: 車 を 乗せる トラック(Yahoo!ニュース)

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